2008年10月23日号
2:第2東名~一部除きコンポジット舗装を採用
第2東名高速道路の舗装工事で一部区間を除き連続鉄筋コンクリート版とアスファルトを組み合わせた「コンポジット舗装」が採用される見通しとなった。コンポジット舗装としては過去最大の施工となる。
第2東名のコンポジット舗装の構造は、セメント安定処理で構築した路盤の上に連続鉄筋コンクリート版を24㎝厚で敷き、その上に厚さ4㎝のアスファルトを2層乗せる。コンポジット舗装は、コンクリートの強さとアスファルトの走行性を兼ね備えている。発注者の中日本高速道路では、交通量が多いこと、ライフサイクルコストや補修性などを考慮し、基本的に明かり部コンポジット舗装を採用する考えだ。ただ、地盤沈下の可能性のある沼津地域はコンポジット舗装を採用しない公算が大きい。