2008年10月23日号
5:吹付け協会~巻立て厚5分の1に 「SRS工法」の施工実績増加
RC構造物のポリマーセメントモルタル吹付け補修・補強工法協会(吹付け協会)が開発した特殊ポリマーセメントモルタル吹付けによる既設RC橋脚の耐震補強工法(SRS工法)の施工実績が増加している。同工法は補強筋を既設橋脚表面に接触配置し、鉄筋かぶりを確保するまでポリマーセメントモルタルを塗りこんで既設橋脚と一体化するもの。従来工法に比べ巻立て厚が5分の1と小さくなるほか、施工スピードの向上で工期短縮につながるというメリットがある。これらの特徴を生かし協会員各社は、SRS工法を狭わい河川や施工スピードが求められる現場での採用を増やしていく。