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2008年10月02日号

3:神奈川骨材協組~骨材出荷を停止

 神奈川骨材協同組合・港湾委員会の11社が1日、骨材の出荷を停止した。組合員は1日出荷分から㌧当たり工場渡し600―650円の値上げを求め、生コン工場と個別交渉を行っていたが有効な回答が得られず、交渉は難航。神奈川、湘南、玉川各生コン協組、同地域の員外社に出荷停止を通知した。これを受けて神奈川県生コン協組は、組合員に対し生コンの安定供給に万全を期すよう指示した。
 同委員会は7月から港湾荷役や輸送運賃などの経費を価格に転嫁するためPRに着手。組合員にも個別交渉を開始していた。この頃、主な仕入れ先である石灰石、千葉砂生産業者が値上げ幅や実施時期を表明したことから、1日出荷分から製品価格と諸経費の上昇分を同時に転嫁することになった。