2008年08月21日号
5:関東パイル協組~値引き幅を圧縮 9月から再値上げ
関東コンクリートパイル協同組合(東京・港、植松眞理事長)は、9月1日以降の引合物件から各種パイル価格を引き上げる。パイルの主要原材料である鋼材価格の高騰が続いており、同協組では今年6月に続いて2度目の値上げに踏み切ることとした。
同協組のパイル値上げはこれまで、価格表を改定し、実際の販売価格は価格表から値引いて販売していた。例えばPHC杭は価格表の43―45%で販売している。他のパイルもSC杭が価格表の70―72%、CPRC杭が価格表の65%となっている。価格表と実勢価格のかい離が大きくなったため、今回の値上げで値引き幅の圧縮を図る。