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2016年10月06日号

5;再生エネルギー創出~住友林業・住友大阪セメント・東日本旅客鉄道

住友林業、住友大阪セメント、東日本旅客鉄道が共同出資で立ち上げた合弁会社、八戸バイオマス発電は9月28日、青森県八戸市に建設する発電所の起工式を同地で開催した。発電所は八戸港に面した市内の工業用地に建設され、竣工は2018年3月、営業運転は同年4月を予定している。設計は住友大阪セメント、施工は鹿島建設とJFEエンジニアリングが行う。発電規模は12・4MW(12400kW)。バイオマス発電で得られた電力はFIT(固定価格買取制度)に基づいて地域の電力事業者に売電する。年間発電量は約85000MWhで、一般家庭1万7千世帯分の年間使用量に相当するという。