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2008年07月10日号

1:大臣認定取得件数 近年は横ばい、全生連調査

 全国生コンクリート工業組合連合会はこのほど、組合員工場を対象に実施した高強度コンクリートの出荷実績に関するアンケート調査をまとめた。高強度コンクリートの大臣認定(工場単独、共同)は、設計基準強度60N/平方ミリメートルクラスが中心で、近年は同クラスを超える認定も増加してきているが、伸び率は小さい。大臣認定の取得数は04年にピークをつけ、翌年減少に転じ横ばいが続いている。一方、高強度コンクリートの製造工程管理については、生コン工場は水分管理を重視しており、吸水率は細骨材3%以下で管理しているところが多い。ほとんどの工場が細骨材上屋と水切り設備を導入している。全生連が高強度コンクリートの出荷状況を調べたのは初めて。