2008年07月10日号
4:静岡中部~10月から再値上げ 新価格は115以上に
静岡県中部生コンクリート協同組合(静岡市)は10月1日以降出荷分(大口物件)について、1万1500円(建築標準)以上とする共販価格の改定を決めた。同協組ではセメントの大幅値上げに合わせ、4月から10500円以上とする新価格を打ち出していた。しかし、この間骨材が1㌧当たり500円値上がりしたほか、原油価格高騰による輸送費の増加で、コスト上昇分をこれ以上吸収することは困難と判断。さらなる価格改定に踏み切った。すでに販売店には通知を出しており、また大手ゼネコン各社に対しても18日に直接訪問し、価格改定への理解を求める。