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2008年05月22日号

1:東京協組~乾燥収縮規定化に備え

 東京地区生コンクリート協同組合がコンクリートの乾燥収縮率規定化への対応に動き出した。組合員が実施した乾燥収縮ひずみ試験データなどを収集、分析し、石灰石産地と乾燥収縮率の相関やセメントの種類別の乾燥収縮率などを把握する。これまで集めたデータを分析すると、石灰石も産地によって乾燥収縮率に差があり、中でも中国・四国産は小さいことが分かってきた。同協組は、自社のコンクリートの乾燥収縮率を調べていない組合員に対して早急にデータを整備するよう求めており、組合をあげて乾燥収縮率規定化に対応できる体制を整える。