2015年のセメントの国内需要は前年に比べ6・5%減の4338万2千トンだった。2年連続で前年実績を下回った。公共投資が減り、民需も住宅を中心に回復力が乏しかった。建設費の高騰や現場の人手不足などを理由にRC造からS造への工法変更も響いたもようだ。足元の状況も変わりなく、少なくとも今年前半は低調に推移する公算が大きい。
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