文字サイズ(変更方法 文字サイズを大きく 文字サイズを小さく
2008年05月15日号

2:長野品監~加水行為「日常的でない」 実態調査結果を報告

 長野県生コンクリート品質管理監査会議(長尚議長)のコンクリート工事不適切行為調査検討委員会は4月30日、実態調査報告書を公表した。同委員会は昨夏、コンクリート工事に関係する生コン業者や建設業者、圧送業者、発注者など約2000人を対象にコンクリートの製造、輸送、打設現場で不適切な行為が行われているかをアンケートし、調査結果を公表していた。
 今回の実態調査は夏季、冬季の2回で実施。事前に提出してもらった出荷計画に基づいて、生コン車を追尾し、輸送から打設現場の間で不適切行為が行われていないかを確認。前回のアンケート調査で報告された加水行為などの重大な不適切行為は「日常的に行われているものではない」とした。