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2015年11月26日号

2;福島の原発関連需要に備え~住友大阪

東京電力福島第一原子力発電所の事故で出た除染廃棄物の中間貯蔵施設の設置や廃炉作業を見据えて、生コン協同組合やセメントメーカーが供給能力の増強へと舵を切っている。住友大阪セメントは小名浜SS(福島県いわき市)に1万2千トンサイロ1基を増設することを決めた。安定供給と多品種化対応が目的で、2017年秋の完成を予定している。生コンではすでに相双生コン協同組合(双葉郡)が設置した「ふたば復興生コン」が稼働を始めている。