2008年04月24日号
5:PCSA~2年連続で受注増に 都市部偏重の傾向
プレコンシステム協会(PCSA、東京・中央、岡成一会長)は11日、PCカーテンウォールの07年(暦年)の受注実績レポートをまとめ、公表した。PCカーテンウォールの受注面積(繊維コンクリート製除く)は2年連続で上昇し、回復が続いている。しかし、03年以前の受注量には戻っていない。地域別では東京が12%増の26万6千㎡、大阪が43%増の9万㎡、中部が16・7%増の6万5千㎡と都市部で増加したが地方ほど受注減が大きい。東京、大阪、関東に中部と近畿を加えた5地区で全国の受注面積の約9割を占めており、高層建築物の多い都市部偏重の傾向は変わらない。