2015年10月15日号
4;FAで流動性改善~沖縄版1DAY PAVE
沖縄県生コンクリート工業組合は6日、沖縄コンクリート西崎工場(糸満市)で、フライアッシュ(FA)を用いた1DAY PAVE(早期交通開放型コンクリート舗装)の施工見学会を開いた。国や県などの発注担当者ら約50名が参加した。同工場では構内舗装を補修する計画があった。1DAY PAVEは通常、早強セメントと高性能AE減水剤を用いて水セメント比を小さくして製造するが、沖縄県では早強セメントの流通が確立されていない。一方で他地域に比べ気温の高低差が小さいという環境にある。そこで同社では高性能AE減水剤と普通セメント、FAを用いた沖縄版の1DAY PAVEを開発した。