文字サイズ(変更方法 文字サイズを大きく 文字サイズを小さく
2008年04月03日号

4:砕石JIS~微粒分量、大幅に緩和

 今年度に改正が予定されているコンクリート用砕石JIS(JISA5005)の原案がまとまった。砕石業界からの要望が強かった微粒分量が大幅に緩和されたほか、砕石の最大寸法区分に13、10が新たに設けられた。一方で粒径判定実績率は砕石、砕砂ともに引き上げられる。また、コンクリート用砕石粉のJIS原案が公表された。両規格の原案作成団体である日本砕石協会が26日に開いた記者会見で発表した。
 業界の悲願であった微粒分量はこれまで砕石が1・0%以下、砕砂が7・0%以下だったが、改正原案では砕石が3・0%以下、砕砂が9・0%以下に緩和される。