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2015年07月23日号

5;光照射で被覆層形成~JS

日本下水道事業団(JS)は、光で硬化する材質を用いた下水道コンクリート構造物の防食被覆工法を民間企業と共同開発した。同工法は、JSが①昭和電工と昭和電工建材②積水化学工業と旭化成ジオテック―の2グループとそれぞれ共同研究を実施して開発した。工場で光硬化性樹脂の有機質材料を無機質材料のガラスマットなどに含浸させて製造した半硬化状態のシート(光硬化型プリプレグシート)を被覆対象のコンクリート表面に、シートと同質の専用パテを介して貼り付けた後、紫外線や可視光などの光源を照射して硬化させ、防食被覆層を形成する。