大林組は4日、東日本大震災の復興道路である釜石道路の向定内橋(むかいさだないはし)の床版にフライアッシュ(FA)を使用した高耐久コンクリートの実機練り試験施工見学会を開催した。国内で橋梁の場所打ち床版にFAコンクリートを使用するのは初めてとみられる。試験施工見学会には、日本大学の岩城一郎教授や東京大学の石田哲也教授ら学識者のほか、発注者、協力会社ら約50名が参加し、3月20日に打設する予定のFAコンクリートの施工条件などを検討した。
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