2015年02月26日号
5:無電柱化、舗装への影響少なく
無電柱化について検討を進める無電柱化低コスト手法技術検討委員会(委員長・秋葉正一日本大学教授)は18日、東京・永田町の全国町村会館で会合を開いた。昨年11月に茨城県の土木研究所で実施した無電柱化に向けた実路走行試験結果を公表したほか、その際のケーブル損傷をもとにした確認事項、今後の方向性の確認を行った。
このうち舗装への影響では、ケーブルや小型管を下層路盤および路床内に埋設した結果、全てのケースにおいて無埋設部との相違は見られず、舗装への影響がないことが確認できた。一方、大型管を下層路盤に埋設した場合では、車輪走行位置に埋設したケースでひび割れの発生が確認された。