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2014年11月27日号

2:六会事件対応が終結へ~神奈川協組 補償総額14億円超

溶融スラグ骨材を不正混入した六会コンクリート事件で、是正工事費用の支払いなど補償を肩代わりしている神奈川生コンクリート協同組合(小岩文幹理事長)はこのほど、調停中だった最後の案件で施工者と和解することで合意、年内に和解契約書を結び、6年以上に及んだ事件対応は終結する見通しとなった。今回の和解を含め補償総額は約14億5千万円(裁判費用など除く)に上る。同じく補償を行う湘南生コンクリート協同組合(副島修理事長)はなお未解決案件を残しており、終結まで少なくとも1年程度を要する見込みだ。