2014年11月27日号
5:FAサンド標準化を検討~JCI
日本コンクリート工学会(JCI)は18日、東京・一ツ橋の日本教育会館で、「フライアッシュと細骨材を事前混合したコンクリート材料の標準化」に関するシンポジウムを開いた。東日本大震災以降、火力発電所の稼働率が上がっており、石炭灰の副産量が増大している。そこで、同学会では生コン用途でのフライアッシュの利用拡大に向けて、フライアッシュを細骨材に事前混合したコンクリート用材料「FAサンド」に着目し、将来的にJIS生コンに利用するための標準化に関する検討に取り組んできた。シンポジウムではその成果を報告した。