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2014年10月23日号

2;スライド見直し広がる~関東一区の生コン協組

関東一区の生コン協同組合で「生コン価格スライド表」を見直す動きが広がっている。1つの主眼は、標準配合品(18・18・20N、AE減水剤)価格から減額となる低強度領域で低スランプの配合、いわゆるマイナススライドの縮小や撤廃だ。一昨年からの度重なる骨材の値上がりで、スライドの根拠であるセメントと骨材のコストバランスが変化、収益性が低下していることが背景にある。すでに神奈川生コンクリート協同組合がマイナススライドをほとんどなくした新スライド表を作成、年明けから適用する方針を打ち出している。