2014年10月16日号
5;温度上限37度に緩和~淺沼組・新関西菱光
淺沼組は6日、新関西菱光大阪工場および泉北工場と共同で、コンクリート温度の上限値を37度まで緩和した高強度コンクリートの大臣認定を取得したと発表した。認証機関は日本建築総合試験所。関西は夏場の最高気温が35~38度となる日数が多いため、打設前に対策を講じなければコンクリート温度を35度以下にすることが困難な状況にある。同社では暑中コンクリート対策としてコンクリート温度の上限値を緩和する大臣認定を取得することで、健全なコンクリート構造物の構築に貢献するとしている。