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2014年09月04日号

5;今秋 値上げ継続へ~近畿砕石協組

大阪地区の砕石価格が上昇している。大阪地区の砕石事業者らで構成する近畿砕石協同組合(石田光人理事長)は昨年、軽油代やダンプ運賃の上昇分に加え、生産設備などの再投資に要する費用として、トン当たり700円(工場着値)の値上げを表明。今春にトン当たり150~200円の成果を得た。同協組の組合員は、当初に打ち出した価格に届いていないことから、今秋も継続して値上げに取り組む構えだ。石田理事長は「ユーザーも大幅な値上げを、急に受け入れることは難しい。来年度も今年度と同程度の成果をあげたい」と語っている。