2007年12月06日号
4:10月の建築着工~4か月連続で減少 改正法の影響続く
国土交通省は30日、10月の建築着工統計調査報告をまとめた。それによると、全建築物の着工床面積は前年比31・5%減の1104万平方メートルで、そのうち公共の建築主は3・4%減の60万、民間の建築主は32・7%減の1043万平方メートルと、いずれも4か月連続で減少した。依然として改正建築基準法の影響による着工の減少が続いているが、前月比ベースで見ると今年6月以来の増加(20・4%)に転じており、同省は「改正法施行後の混乱は徐々に収まりつつある」との見方を示している。