2014年01月30日号

2;回収骨材を規定～生コンＪＩＳ

生コンＪＩＳ（Ａ５３０８＝レディーミクストコンクリート）が３月に改正、公示される。同時に分野別認証指針ＪＩＳＱ１０１１も改正される。１３回目の改正となる今回は、コンクリート用骨材として戻りコンから取り出した「回収骨材」を新たに規定した。その添加量は、粗骨材、細骨材とも新骨材（未使用の骨材）との置換率で管理し、バッチごとに管理できる工場の場合、２０％を上限に置き換えることができる。環境配慮を背景に回収骨材の利用拡大を促進するため、回収骨材を使っていいかどうか購入者との「協議事項」に含めなかった。