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2007年10月25日号

4:東京23区清掃一部組合~溶融スラグの拡販図る

 東京・23区の一般廃棄物から溶融スラグを製造している東京23区清掃一部事務組合はコンクリート用・道路用溶融スラグ骨材の拡販に力を注いでいる。
 溶融スラグ骨材は昨年7月にJISA5301(一般廃棄物、下水汚泥またはそれらの焼却灰を溶融固化したコンクリート用溶融スラグ骨材)として制定された。これを受けて同組合は今年4月から6か所(足立、板橋、葛飾、品川、多摩川、中防灰)ある生産拠点の試験項目をJISに則った管理に統一し、全てJIS規格適合品と同等の安全性を担保した。また今年度中には、世田谷工場の溶融固化施設を稼動させて、年間20万トンの生産体制を構築する方針だ。