トクヤマは23日、セメント・固化材の仕切価格を4月1日出荷分からトン当たり1000円引き上げると発表した。セメント製造設備の補修・更新費用などの原資を確保する目的だ。トクヤマは2年前にトン当たり1300円以上の値上げを打ち出し、交渉を続けてきた。しかし、平均300~500円の売価改善にとどまり、掲げた目標を大きく下回っている。これまでの石炭価格の上昇分の転嫁も不十分な状況という。
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