2013年01月17日号

4;部材の変化に対応～ＪＡＳＳ１０改定の要点

　日本建築学会の建築工事標準仕様書・同解説ＪＡＳＳ１０プレキャスト鉄筋コンクリート工事が１０年ぶりに改定される。これまでのＪＡＳＳ１０が想定してきたコンクリート強度を大幅に上回る高強度になったことに加え、各種基準類への整合化、海外コンクリート製品の使用などを加味し、全面的に見直したのが今回の主なポイントである。ＪＡＳＳ１０改定小委員会の主査を務めた桝田佳寛宇都宮大学教授にＪＡＳＳ１０の歴史から改定のポイント、今後の展望について話を聞いた。