2007年08月30日号
1:標準仕様書などが改正へ
日本建築学会の建築工事標準仕様書JASS5、土木学会のコンクリート標準示方書、生コンJISのそれぞれの改正作業が進められており、今年から来年にかけて改正される見込みである。
JASS5の改正作業の中では乾燥収縮率などを規定することが検討されている。土木学会の標準示方書ではスランプの決め方に新しい考え方が取り入れた「施工性能にもとづくコンクリートの配合設計・施工指針(案)」の一部を取り込む方向性にある。生コンJISでは産業廃棄物の再生利用促進の観点からスラッジ水を練り水の基本にする案も検討対象とされている。