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2012年11月15日号

5;国民の理解が必要~JCI

 日本コンクリート工学会(JCI)の社会情勢とコンクリート産業構造の関連性検討委員会(委員長・加藤佳孝東京理科大学准教授)は9日、東京・田町の芝浦工業大学で報告会を開いた。その席上で加藤委員長は今後のコンクリート産業について「一番大事なことは過去の事実を踏まえて、皆さんで(業界の)将来をどうあるべきかイメージし、それを議論してお互いを高めていくことが重要」と指摘した。社会保障費の増大、人口減で公共事業投資の削減も続くが、非常時には国民の安全安心を担うコンクリート産業。報告書では過去から現在までの推移を見極め、今後の業界の方向性について検討した。