建築着工が徐々に増加しつつあるなか、コンクリートパイルの出荷量も増加している。コンクリートポール・パイル協会(黒瀬晃会長)のまとめによると、今年度4~7月期の一般杭と高支持力杭合計の出荷は前年同期比4%増の103万2千トンだった(節杭・摩擦杭含む)。同協会は今年度、1・7%減の290万トンと予測するが、このペースの需要が続けば290万トンを上回る可能性が高い。大手パイルメーカーでは今年度の出荷を290万~300万トンと見込む。
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