2007年06月21日号

1:RCCP、トンネル・ヤードに有効

　セメント協会はRCCP（転圧コンクリート舗装）の初施工から約20年経ったことを踏まえて全国38か所の供用調査を実施した。その結果、トンネルやパーキングなどヤードに向いており、収縮目地間隔を5メートルにすると横断ひび割れの発生を抑制、細骨材率42％以上でスケーリング（表面の劣化）や材料分離を抑えられることが分かった。特に近年、RCCPの設計方法を変更したことで、供用10年以内の補修率はゼロということが分かり、適切な設計と施工を行えば、「長期供用が可能な舗装」と結論付けている。