2007年05月31日号
1:3大都市圏で5割出荷
大都市集中型にシフト――。全国生コンクリート工業組合連合会がまとめた昨年度の全国の生コンの出荷数量(非組合員は推定)は0.3%増の1億2190万立方メートルだった。需要地別では関東一区が29.4%と全体の3割にのぼったほか、東海、近畿を合わせた3地区合計で50.3%と5割を越えた。一方、北海道は3.9%と4%を割り込んだほか、四国も4.5%と5%を割り込んでいる。公共投資が縮減する一方、民間需要が復調しており、生コン出荷も大都市集中傾向が強まっている。