東京市場(17区)では、東京地区生コンクリート協同組合が不退転の決意で値上げに臨んでいる。4月からの値上げに先立って旧物件の価格底上げとともに、価格決定前の納入や事後調整といった旧来の取引慣習からの脱却を促す対策を導入した。一連の取り組みは、値上げを絶対に勝ち取るという同協組の強いシグナルとして内外に受け止められている。その並々ならぬ姿勢に市場には緊張感が漂い始めている。
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