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2007年03月22日号

1:残コン・戻りコン、スラッジ、発生抑制策を模索

 生コンの出荷に伴って発生する残コン・戻りコン、および生コン工場におけるスラッジの発生抑制、再利用への生コン生産者の意識が高まっている。産廃の発生抑制や再利用に対する社会の要請が強まっていることに加え、需要環境の好転が望めない生コン生産者側は産廃処理にかかる費用の負担を減らしたいという意向が強い。首都圏の生コン協同組合でも法的な問題があることを前提にしながら、改めて残コン・戻りコンの発生抑制の検討に取り組む動きが出ている。神奈川生コン協同組合では委員会を発足させたほか、東京地区生コン協同組合でもWGの設置を検討する。