2006暦年のセメント国内販売(輸入除く)は、前年に比べ0.9%減の5763万3千㌧と小幅の減少だった。民需に沸く関東一区、東海など都市圏が需要を支えた。関東一区は最大消費地の東京が2.9%減だったが、埼玉(0.8%増)、千葉(3.4%増)、神奈川(4.1%増)と都心から周辺都市への需要の裾野が広がっている。東海は愛知が3.8%増だった。近畿は1.7%減だったが、中心の大阪が0.6%増、兵庫が横ばいと都心部は堅調だった。
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