2006年12月14日号
5:今年度パイル出荷は400万トン前後に
コンクリートポール・パイル協会がまとめた2006年度上期のコンクリートパイル(既製杭)の出荷は、約10%増の208万トンだった。地域別で見ると、北信越地区を除き、出荷が伸びている。特に高支持力杭の占める割合が伸びており、三大都市圏では3~5割の占有率となり、高支持力工法が一般化しつつある。大手パイルメーカーでは、下期も好調を維持すると見込んでいる。この勢いが持続されれば、今年度の当初出荷見込みを大幅に上回る400万トン前後に達する公算が大きい。