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2006年11月30日号

5:ALC需要が堅調

 ALC(軽量気泡コンクリート製品)製造各社によると、上期の出荷は2%減の115万m3となったもようだ。工場や店舗といった非居住物件を中心に需要が堅調だった。下期も秋口から初冬にかけて需要がひっ迫しており、納期が延び始めている。 ALCは03年下期から出荷増に転じ、04、05年度は240万m3だった。今年は4、5月の出足が悪かったものの、それ以降、盛り返して微減だった。通期の見通しは「このまま単純に倍にすると230万m3となるが、下期の方が引き合いは強いため、235万m3程度になるのでは」(クリオン)。旭化成建材も「(上期は)前年度が良かったため、微減だったが、トータルでは前年度並みの水準になるだろう」としている。