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2006年10月26日号

1:生コン~協組ベースで合理化指向 輸送の共同化も漸増

 生コンの需要が減少基調をたどるなかで生コン協同組合主導の共同事業による合理化への指向が強まっており、生コン輸送の共同化に着手するケースも徐々に増えている。2002年に大野勝山協組(大野市)、04年に秋田県協組(秋田市)が着手したのに続いて、05年には国東半島協組(大分県武蔵町)、鷲熊協組(三重県御浜町)が踏み切り、今年4月に舞鶴協組(京都府)が共同化した。共同輸送の形態は協組によって様々だが、最近は組合員の輸送を運送会社に任せるというケースが比較的多い。またGPSを使った車両管理システムも取り入れられるようになっている。