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2006年10月19日号

1:三菱マテリアル~九州の砕砂設備増強 年間120万㌧体制へ

 三菱マテリアルは来年2月までに九州工場の砕砂製造設備を50%増強し、年産120万㌧(当面の出荷能力100万㌧)体制とする。同社は昨年から石灰石砕砂の本格出荷を開始、拡販を進めていた。4月の中国の川砂禁輸(延期中)の影響もあり、5月から引合が急増。今回の設備増強は「現在の骨材の安定供給責任を果たす」(同社)が目的にとどまる。同社は来年度に石灰石砕砂の需要を再確認してさらなる設備増強も計画しており、新規の引合受付は、来年度以降になりそうだ。