2006年09月14日号
3 セメント協会 耐久性 定量化へ コンクリート舗装の耐久性調査に着手
セメント協会・舗装技術専門委員会(小梁川雅委員長=東京農業大学教授)はコンクリート舗装の耐久性調査を開始した。コンクリート舗装は一般にアスファルト舗装より耐久性が高くライフサイクルコスト(LCC)でも有利とされるが、それを証明する定量化されたデータがないため現地調査を行う。現地調査は2008年まで続け、供用開始後、かなりの年数が経過したコンクリート舗装を対象に、ひび割れ発生状況、目地段差などの目視調査のほか、工事事務所から建設時のデータや補修データを受け、性能の変化、実際の寿命などを掴む。