2006年09月07日号
5:国交省~歩道縁端の構造を検証 ユーザーの評価収集へ
国土交通省では歩道縁端段差の望ましい構造の検討を進めている。現在、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー新法)の施行に向け、歩行空間のバリアフリー整備の進め方を協議しているが、このなかで課題の1つとなっている交差点などの歩道縁端部の構造について検討方針案が示された。現行の基準では、歩道縁端の段差について「2㎝を標準」とすると規定している。しかし、車いす使用者などから移動しにくいとの意見が出ており、ユーザーにどのように評価されているのか検証し、将来的には望ましい構造を示す方針としている。