2012年07月05日号

5;富山で１件集約化～北陸の生コン

　北陸地区では、新幹線特需がピークアウトした富山県の生コン出荷が反動で急減している。富山生コンクリート協同組合は今年度の出荷想定を前年比４割減の２６万m3程度としている。新幹線工事向けの生コン出荷が一段落。今後、富山駅の新設工事があるが「まとまった数量は見込めない」（同協組）という。４～５月の出荷は前年同期比３割減の５万７千m3と出足は鈍い。今後の出荷想定と現状の稼働工場数から勘案すると集約化による合理化が避けられない状況にある。