セメント業界は、東日本大震災で発生したがれきの広域処理で被災地の復旧・復興に貢献する。セメント協会の徳植桂治会長は22日の会見で、「業界を挙げて処理に協力していく」と述べた。がれきの安全性の確保や地元住民の理解などが前提となる。がれきの広域処理では、住友大阪セメントの子会社、八戸セメント(青森県八戸市)が自治体と処理協定を締結、既に宮城県石巻市で発生した廃飼料を受け入れているほか、23日に岩手県野田村のがれきの試験焼成を行った。
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