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2011年12月01日号

3:FAコン 出荷体制を整備~大阪広域協組

 大阪広域生コンクリート協同組合(大阪市、木村貴洋理事長)は、フライアッシュ(FA)コンクリートをJISマーク表示品として出荷できる体制を整える。同協組の傘下工場の約3割、26工場がFAを混和材として使ったコンクリートの標準化に取り組んでおり、これまでに2工場が標準化、今年度末までに全工場で完了する見込みだ。福島第一原子力発電所の事故を背景に、西日本でも石炭火力発電所の稼働率が上がり、付随して発生するFAが増加している。同協組はFAの有効利用を通じて循環型社会の形成に貢献していく。