東日本大震災による激甚被災地の生コン事業者には今後の復興需要本格化への備えが必要であり、輸送力の確保がひとつの焦点になる。そういうなかで生コン生産者が共同で生コン輸送車を確保するという動きもある。被災地では、地域差はあるものの震災直後に止まった生コンの出荷が夏場あたりから徐々に上向きつつある。今後も復興計画に沿った事業が本格化するのに伴って生コンの需要増が見込まれる。生コン生産者は「需要が出てからでは遅い」と、輸送力の確保に動いている。
<<BACK
コンクリート新聞の購読をご希望のお客様は、こちらからお申し込みください。