2011年09月08日号
5:津波対策で人工地盤~PC建協
3月の東日本大震災からまもなく半年が過ぎ、被災地ではようやく復興に向けた動きが本格化しつつあるなか、プレストレスト・コンクリート建設業協会(PC建協、勝木恒男会長)は用途に応じて使い分ける津波対策用の人工地盤を提案する。町の一部分をコンクリートでかさ上げし、住宅地や駐車場を形成するもの。高台移転に比べコストを大幅に削減し、環境負荷の低減も期待できる。また、セメントや生コンの需要増も見込めそうだ。PC建協では震災復興や津波対策を検討する自治体などに提案していく。