関東一区の生コン協同組合が相次いで値上げを表明している。セメントなど原材料や運賃の上昇などが理由。値上げをテコに、下がった価格位置を引き上げる狙いもある。これまでに湘南、玉川、三多摩、埼玉中央各生コン協同組合が㎥当たり500円の値上げを打ち出した。湘南協組は10月、残りの協組は12月から実施する。関東一区の生コンの需要は全般に底を打ち上向く一方で、建設の受注競争が続いており、値上げ交渉は難航も予想される。
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