関東一区の生コン協同組合が生コン値上げを打ち出しあぐねている。値上げ材料の本命であるセメントの価格が上がらず、生コンの上げ幅などが定まらないためだ。ただ、ここへきて直系生コンを中心にセメント値上げを受け入れ始めており、業界内では値上げムードが形成されつつある。多くの協組はこれから秋口にかけて値上げを表明、10~12月に実施に踏み切る公算が大きい。ただ、地下水問題などがあって建値の引き上げに慎重な協組が目立つ。
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