長期の価格低迷が続く名古屋地区だが、市況の改善に向けた活動が具体化してきた。名古屋生コンクリート協同組合(名古屋市中区、39社40工場、菊地雄一理事長)は今秋の値上げに向けて動き始めた。新価格を盆明け以降にも打ち出す予定であるほか、共販体制の骨組みの刷新も、基本問題検討委員会で詳細を詰めている。需要面では名古屋駅再開発工事など特需が控えているが、それ以上の好転は望めないため、早急な共販再構築に向けて議論を重ねる。
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