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2025年05月15日号

3;RC造シェアが低下~昨年度建築着工

建築物件で生コン原単位(使用量)の高い鉄筋コンクリート(RC)造のシェアが低下している。国土交通省がまとめた2024年度の建築着工床面積は前年比7・6%減の1億276万4千㎡。このうちRC造は19・4%減の1970万7千㎡と、全体よりも減少幅が大きかった。構造別の構成比も2・8ポイント減らし19・2%だった。鉄骨(S)造は3・4%減の3680万4千㎡、木造は3・8%減の4386万4千㎡で、構成比はS造が1・5ポイント増の35・8%。木造も1・7ポイント増の42・7%で、それぞれプラス。鉄筋や型枠といった職人不足などで、RC造や鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造がS造や木造に押されている。